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第二十二話 作品

第二十二話 1

第二十二話 2


【花器】
水流模様すりガラス花器

【花材】
菖蒲、オクラレルカの葉、鉄線、都忘れ、なるこゆり、アスチルベ


さて今回の生け花ですが、洋花が続きましたので和風で水盤に生けてみました。お座敷の床の間だけでなく、和のモダンなリビングにも合うと思います。

今月は剣山を使ってみました。

お流儀の生け花のように堅苦しく考えるよりは、いつも通り花の持つ個性に習い生けてみます。菖蒲は競い合って咲く姿が美しいので背丈も同じぐらいに、空に伸びるように生けます。

その他の花は少し低めに生けましょう。そうすると伸び行く姿を力強く表現することが出来ます。菖蒲以外の花は一輪ずつ用いていますが、このときにどの花にも気配りを忘れずに、丁寧にそれぞれの美しさを見いだしてください。

ここまでは自然的な表現として生けてみた場合です。

今回は同じ花材を使い、少し個性的な生け花をしてみました。全て一本ずつ、器の中にバランスよく生けてあります。

この場合横に広げて全ての花の顔を見せ主張させるよりも、一輪主役を決めて、その花を中心に前後に生けてみました。そうすることによって奥行き感のある生け花になり、花の種類が多くても上品に仕上げられます。

どちらの作品にしても、創作的になりすぎると花に無理をさせてしまいます。

剣山に留めていくと自由な方向に花を向けることが可能ですが、いつも通り花の思うがままも理解してあげたいものです。

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