10月、秋のイベントがいたるところで催されます。
私も住宅展示場の新しい家のお披露目に、花を生けました。
現代の住まいは機能的であり、バリアフリーはもちろん、環境や人に優しい家であると感じました。またデザイン的にも面白く、そこに住まう人の個性ある家が建つ時代のようです。
そのような家での生け花のあり方も、大変面白いものです。インテリアとして花を飾るというのは、また違う表現も求められますね。例えば自然の植物のありのままの姿で生けるより、花の持つビジュアル的要素(色や形)で、「生ける」というより「装飾」するわけです。
そんな装飾の中でも、私は常に命ある花に気をとめます。花の生命感があればこそ、無機質になりがちなモダンなインテリアの中にも、優しい自然な雰囲気が生まれると思います。
そこに花があるという存在感が人々を集わせ、また訪れた人々をおもてなしするわけです。
本当に花を飾るということは、私たちの日常における文化であると感じた日でした。

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